北軽井沢倶楽部
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皇居の庭園と園芸種/森・ガ

2015.06.20

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西洋の花と日本の花、園芸種と山野草、これらについて混乱していたかもしれない。東京ではほぼ毎日皇居に行く。日本の素晴らしさは京都にありとばかり思っていたが、それは仏教や公家の文化であった。自分は武士の文化により興味を抱き、もっと江戸の文化を知りたいと思うようになってきた。灯台基暗しである。皇居の中の二の丸庭園に行ってきた。江戸時代の庭園図がありそれをもとに庭園を復元したそうだ。花ショウブ、アジサイ、藤、ボタンどんどん園芸種が品種改良されそのて華麗さを競っていったようだ。この園芸種のことを”西洋風”だと思ってしまっていた。日本の花の園芸種は着物のモチーフになり、陶器の絵柄になり、城の壁画となった。自然に手を加え華麗さを追求したものだが、この”日本風”というものはかなり魅力的だと感じる。手をかけて育てるものは中央ガーデンに、
群生させ放置させるものはそれ以外に、という風に手入れの方法によって分けてみるのも一案かと思えた。/KH