北軽井沢倶楽部
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3つのガーデニングポリシー/森・ガ

2014.06.13

ガーデ~1

 

私には3つのガーデニングポリシーがある。 1. “陳腐なる創造より偉大なる模倣” 2. “強い子だけ育て!” 3. “高級感とは配色と間”

1. “陳腐なる創造より偉大なる模倣” 私がガーデニングに夢中になった理由のひとつは、 ふとテレビ番組で目にした「ターシャ・テューダーのガーデン」の存在を知ったこと。 それは、ターシャ・テューダーが、2008年6月18日に92歳で亡くなった3年ぐらい前のことである。

“陳腐なる創造より偉大なる模倣”ということで、ターシャ・ガーデンを真似ることに力を注ぐことにしたが1つだけ革新を入れた。 それは“日本の花”でターシャ・ガーデンを作ることである。 私のいう“日本の花”とは、柳宗民の“日本の花”に決めた。

2. “強い子だけ育て!” 自分のペースでしか世話ができない。 10年のガーデニング歴で培ったのは“このいいかげんな世話でも生き残った花だけを増やす”ということ。 “捨てる”ことは難しいが、物事を続ける時のコツである。

3. “高級感とは配色と間” 20代半ばからカラーコーディネイトを学ぶことに夢中になった。 着物、陶器、インテリア、メイクと色のついているものならなんでもおもしろく、熱中した。 NYに滞在中にColorに関係する大学のコースを色々取った。 そして、お金をかけられなくても配色と間(物と物との距離感)で高級感や品が出せることに気がついて嬉しかった。 北軽井沢交差点近くの野菜販売所でクリンソウ(九輪草、学名Primula japonica)が売っていたので、赤2つ白8つ購入。 黄色(クリンソウの黄色は珍しいと客が競って購入していた。)は、彩度の高い黄色という色がガーデンにあると、 配色バランスが崩れるので使わない。 基本オレンジを使う。

(KH)