昨日原田さんと中央ガーデンの道の部分にチップを撒いた。植栽部分と道の部分が遠目に見てもくっきり分かれ、全体的にガーデンらしくなってきた。すべて雑草を手で抜いたので、少しでもスギナなどの雑草が今後生えてくるのを抑えられればと思う。チップを植栽部分にまくことも可能だが、道のほうにしてみた。シルバーの田村さんにガーデンの土の指導を受けることにした。9月に植栽部分に牛糞や堆肥（これはいずれ自家製）を入れてみる予定。

本日は大沢さんに雨の中来てもらい、どの場所に何の山野草を植えればよいか見てもらった。十二単衣、クマガイソウ、カタクリ、クリンソウ、シラン、ホタルブクロあたりから始めてみる。思ったより日向を好む山野草も多く、中央ガーデンの一部も土さえ肥やせば山野草向きとのこと。花ショウブ、アジサイ、シャクヤクなど和風園芸種も大変きれいだと思うことも多く、出島を作ってみたものの、現在の心境は中央ガーデンと出島をいっそのことすべて園芸種中心にして、それ以外を山野草という形もよいかと考え直し始めている。

皇居に毎日散歩に行っている。江戸城の庭園を見ていると江戸時代の人が競って園芸種を開発していった気持ちがよくわかる。花は麻薬である。もっともっとあでやかに、華麗になるように目指していく気持ちと、利休のようにわびさびを目指して余分なものを捨て去っていく精神とは結局向きが真逆なだけで徹底した時は同じ狂気かもしれない。/KH