北軽井沢倶楽部
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カフェ営業許可取得への道(1)/設備

2010.11.11

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「北軽井沢倶楽部でカフェを開こう」という企みは、 今日、小さくても、とても大切な一歩を踏み出した。

カフェの営業許可に必要な手続きについての説明を聞きに、 北軽井沢倶楽部から、車で1時間ほどの中之条という場所に保健所を訪ねたのだ。

今回の説明で、カフェの営業許可には、衛生的なキッチンとトイレを整えるのはもちろんのこと、 冷蔵庫の温度管理や、手の消毒剤の設置などが義務付けられていることを知った。 さらに、調理を担当する人は、年に一度の検便をしなければならないとのこと。 知っている人にとっては当たり前のことでも、何もかもが初めての我々には、 多くのことを学べる、よい時間となった。

ひとまず、冷蔵庫の温度が外から見える温度計と、 シャボネットという、手の消毒液の固定式ボトル、 それからキッチン周辺の衛生管理状況チェックシートの冊子を購入した。

さらに、飲食店の認可を得るには、 衛生管理責任者を、一つの営業所に付き、一人登録しなければならないことも知った。 倶楽部内に一人いればよいのかな、と思ったが、複数の店を一人で兼任することは出来ないとのこと。 ということで、来年の1月28日にあるという、保健所主催の管理責任者資格取得用の講座には、 倶楽部内から、複数人で受講しに行くことにした。

これは、北軽井沢倶楽部のみならず、 東京の神楽坂塾でも、飲食の営業許可を取得することに備えてのこと。 東京と、北軽井沢での、「2拠点稼動」を目指して、 北軽井沢倶楽部・ライブラリーカフェは着々と動いています。

*[補足] ちなみに、宿泊施設としての許可をとる場合で、延床面積が100平米を越した場合、 壁の厚み等の細かい規則が定められているとのこと。 宿泊付きの子供キャンプ等に備えるとすると、 「99平米以下の面積」の建物を宿泊用に併設する必要があるのかもしれない。 ・・・等々、実際に聞きに行ってみると、多くのことを学べるのです。

「知」で練ったアイディアを、「行」で実行してみる。 そして、その経験が、新しい「知」となる。 そんな「知行」のサイクルを、ぐるぐると回して、 螺旋階段を昇るように、北軽井沢倶楽部は進んで行きます。 (Ic)